不動産投をバランスシート(貸借対照表)から考える

バランスシートとは、会社などの資産状況を表す財務諸表ですが、貸借対照表ともいうことは、知ってますよね。

左右に分けて資産状況を記述する形になっており、左側は「資産」の内訳が、右側には資金の調達の内訳、つまり「負債」と「資本」の内訳が書かれます。

これは、どのように資金が調達されていて、その資金をどのように活用しているのかが分かります。

「資産」から「負債」を差し引いた部分を資本といいます。

「資産−負債」という計算により「資本」を算出するために、
必ず、資産=負債+資本という関係が成り立つようになっています。

つまり、バランスシートの左と右の合計額は同じになります。
左右がバランスしているので、そのためにバランスシートといわれる理由ですね。

自己資金200万円と、銀行からの借入れ800万円で、中古マンション1室を1000万円で購入した場合、購入時のバランスシートは、次のようになります。

(左側)              (右側)

【資産】1000万円(マンション) 【負債】800万円(借入金)

                    【資本】200万円(自己資金)


このバランスシートが15年後にはどうなっているか、試算してみましょう。

計算するための想定条件として、次ののように考えました。

・賃料収入は、月12万円、⇒ 年間144万円
・固定資産税、修繕積立金などの保有コストは、年間24万円
・銀行からの借入れ金利は2.4%、期間は15年間
 ⇒ 15年完済までの支払利息の合計は158万円
・計算を簡単にするために、所得税等は考えない。

(左側)              (右側)

【資産】1642万円        【負債】0(完済)
  ・マンション 800万円
  ・収入    842万円    【資本】800万円(マンション)
   (15年間の合計)
                    【利益】842万円(自己資金)

資産の部では、総額1642万円になります。

内訳として、15年前は1000万円だったマンションは、元々、中古で購入したものなので、そんなに値下がりしないと思いますが、一応、800万円に値下がりしたことにしています。

この2つを合計すると2400万+3525万=資産5925万円となります。

投資した200万円は15年間で、資産800万円と純収入842万円を生み出してくれるということです。

今回は、わかりやすくするために、マンションの1室で計算しましたが、ビルやマンション、アパートなどの1棟の計算でも同じように計算できます。

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