米商業用不動産金融のキャップマークが連邦破産法を申請

米商業用不動産金融のキャップマーク・フィナンシャルが、25日に連邦破産法の適用をデラウェア州の破産裁判所に申請しましたね。

アメリカでは、商業用テナントビル、オフィスビルの不動産市場も低迷しています。
過去に資金調達したレバレッジド・バイアウト(LBO)のための多額の借入金も財務内容の悪化を招く原因となったようです。

LBO(レバレッジド・バイアウト)とは企業買収手法のひとつです。
レバレッジとは外部資金つまり借入金などの負債のことで、外部資金を使うと少ない自己資金で大きな企業を買収(バイアウト)ができます。

不動産投資も不動産投資ローンなどを使って、レバレッジを効かすなどとよくいわれます。

キャップマークは、元々、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)グループの自動車・住宅ローン金融会社GMACから2006年3月に、LBO(レバレッジド・バイアウト)で独立した会社です。
GMACは、今でも21.3%の株式を保有しているようですね。

キャップマークは日本でも、不動産投資や不動産金融の業務をやっています。
以前、不動産の債権の交渉で、アメリカ大使館の隣にある赤坂インターシティというビルに入居してるキャップマークジャパンに折衝に行ったことがありました。


キャップマークジャパンの子会社としては、サービサー業務(債権買取、回収)を行う、プレミア債権回収株式会社という会社もあります。

今年6月30日時点での資産総額は201億ドル、負債総額は210億ドルと発表されていますから、現時点では、資産はもっと劣化していると思います。

複数の外資系の投資会社が、キャップマークジャパンの破産法申請を、チャンス到来とばかりに、キャップマークの保有する担保不動産と債権の買取りを狙っています。

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